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【公式声明】当社代表取締役・鹿野幹雄が誤認逮捕され、不処分にて釈放されたことのご報告

      2017/09/08

事件の経緯について

関係者の皆様は、すでに報道などでご存知の方も多いと思われますが、当社の代表取締役鹿野幹雄(以下、私)は、2017年7月22日、東京を拠点とする特殊詐欺グループの一味であるという疑いをかけられ、警視庁多摩中央警察署に詐欺罪で誤認逮捕されました。さらに、その22日後の2017年8月13日、本件について釈放された後、「十分な捜査ができなかった」という理由で、同事件の別被害者を当事者とした事件で再逮捕・勾留されました。

その19日後の2017年9月1日、「勾留不必要」と記載された釈放指揮書(処分保留ではない)が発布され、不処分にて釈放されましたので、この場を借りてご報告いたします。

 

報道にあったような犯罪事実はなく、明確な誤認逮捕・冤罪事件です

報道での事件のあらまし(不実)

本事件についてのインターネットニュースは、不可解なことに、私の逮捕から2週間ほどでなぜか各社一斉に削除されてしまっているため、正式な元ソースをご案内することができませんが、本件の概要を以下にご説明します。

本事件は、すでに逮捕されている特殊詐欺の実行犯3名と私が共謀し、新潟県に住む50代の男性ら3人に対し「アダルトDVDを購入した件で裁判が起き、和解金を支払う必要がある」などと嘘を言い、アマゾンギフト券110万円相当を騙し取ったというものです。この事件で、私は、口座に入金された現金を管理していた役割とされていました。

しかしながら、これらの報道は、捜査本部から記者クラブに対して発表された警察の当初の見立てがそのまま掲載されているものであり、真実を述べたものではありません
また、報道で掲出された、電話機や名簿などの特殊詐欺の道具の画像(もしくは映像)は、上記実行犯3名が潜伏していた東京都八王子市のアジトから押収されたものであり、当社事務所や私の個人宅から押収されたものではありません。

しかしながら報道では、これらの証拠品が、あたかも私の関係先から押収されたような恣意的な編集が施され、視聴者に誤解を与える結果となっています。

認定された実際の事件のあらまし(真相)

まず、共犯とされた3名と私は、一切の面識がありません。

この事件は、現在も逃亡中の興行会社の会社役員(以下、Aとする)が中心となって起こした事件で、捜査本部もかなり前からAの存在を把握しており、2017年9月現在も行方を追っている最中です。もともと私とAには面識があり、「正業」で取引関係にありましたが、Aが詐欺グループの主犯であるということを私自身は全く認識しておらず、事業においても全幅の信頼を置いていました。
今回の件は、私のまったく知らないバックグラウンドで、Aによって私の免許証のコピーがマネーロンダリングに使用(不正に開設した私名義のネット銀行口座が特殊詐欺に悪用)されたということが真実で、私が詐欺に関わったという嫌疑自体がなく、信頼してはならなかった人物を信頼したということ以外、私自身にはまったく落ち度はありませんし、処断されるべき犯罪行為はなにひとつありません。
つまり、そもそも逮捕されるような理由は何ひとつなかったのです

警察内部における、私の関与についての認識の変遷

当初捜査本部は、私の名義が詐欺に使用されたというだけで、こともあろうに一切の裏付け捜査もなく私を共犯と決めつけ、また、株式会社アリアファームの事業内容や営業実態を一切調べることなく、当社をマネーロンダリング用のダミー会社と決めつけていました。当社ブランドのイメージモデルに応募してくる女性ですら、当社に営業実態があり、インターネット上でも活動していることくらい、事前にリサーチして来ます。警視庁多摩中央警察署の捜査能力は、これらの応募者よりも劣っているということでしょうか?
事前に十分な裏付け捜査をしていれば、私が事件と無関係ということは、逮捕する前の段階で明白になったはずであり、このような警察側の怠慢による見切り発車が今回の誤認逮捕を引き起こしたと言わざるを得ません。

当社および私の個人宅から、事件に関わるような証拠やデータが一切出てこなかったことから、家宅捜索を境に私が事件と無関係であるという認識が捜査員の間で出始めていました。
その後、私の供述どおり捜査を進めていくにつれ、私が事件と無関係であることを示す、私にとって有利な状況証拠が数多く出始め、また、私の供述が首尾一貫していて辻褄が合っていることから、捜査員の中で、私が事件とは無関係という認識が広がっていきました。
しかしながら捜査本部の上層部は、引くに引けなくなったのか、一度目の勾留の間、私が共犯であるとの認識を変えず、横暴にも、同事件で被害者名を変えて別事件を作り出す手法で私を再逮捕しました。

最終的には、上層部も私の無実をようやく認めるようになり、釈放に至りました。
しかしながら、「私の名義が使われていたから」という一点で、警察側は公式には誤認逮捕であったことを認めていません。あくまで、「適切な捜査をした上で、(私が)無関係であることがわかった」という認識で、私の名誉回復には非協力的なままです。

どこが適切な捜査だったのか理解に苦しみますが、私の名誉を貶め、私が十年近くかけて積み上げてきた信頼と実績を片足で踏み潰した警視庁多摩中央警察署の組織犯罪対策課には、真摯な態度をもって猛省してもらいたいと思います。

 

マスコミの実名報道のあり方について

本事件は、マスコミによって全国ニュースなどで広く実名報道され、私の名誉は著しく損なわれ、私のみならず、実家で暮らす私の両親も「外を出歩けない」「近所の人に会っても無視される・影で誹謗中傷される」などといった精神的苦痛を今現在も受けています。また、私の仕事の関係者の実に9割が本事件のことを知っており、私は卸売業の取引先の約半分を失い、小売業では2店舗が規約違反により閉鎖となるなど、経済的な損失も甚大と言わざるを得ません。

しかしながら、私がこのように潔白となり釈放されにもかかわらず、それを報道した報道機関は皆無です。

これでは、私が潔白で釈放されたということが周知されず、汚名を着せられた状態のまま、私はこの先の人生を生きていかなければなりません。本日現在ならまだ逮捕から間もなく、関係者ひとりひとりに説明をすれば、私という人間を知っている関係者であれば理解していただくことはできます。

しかしながら問題は、半年先、一年、二年先です。私の名刺を見て私の名前で検索した人は、当該報道の転載アフィリエイトサイトがずらりとならんだ検索結果を見ることになり、そして一般の人の感覚では、そのサイトに記載されている内容を「真実」として認識してしまうのです。真っ当な感覚の持ち主であれば、そんな事件を起こした(ように見える)人物と取引関係を築こうなどとは思わないでしょう。

「公権力の監視」「国民の知る権利に応える」という観点で、報道の自由は尊重されるべきです。しかしながら、「推定無罪の原則」を理解して報道したマスコミははたしてどれくらいあったでしょうか。当事者としての私には、マスコミが「もし冤罪だったら」といった視点でひとつひとつの事件を考えて報道しているとはどうしても思えないのです。もしそれを真摯に考えているのであれば、実名報道後に「犯罪事実がなかったこと」も報道するはずだからです。

それができないのであれば、容疑者段階での実名報道はするべきではないと考えます。

実際に起訴されて裁判で無罪になったというケースであれば、その判決が広く報道されることが多く、ある程度の名誉回復を図ることができるでしょう(潰された人生は戻りませんが)。しかし、私のように起訴されず釈放になったというケースの場合、私の知る限りそれが報道されて名誉回復したという事例を見たことがありません。釈放報道があったとしても紙面で見落としてしまうほど小さな扱いで、見ていてこちらが呆れ返ってしまうほど名誉回復などはなされていません。また暴力団組員を釈放したケースなどで大きくニュース報道されることはありますが、こちらは暴力団組員を起訴できず社会復帰させたといった批判的なニュアンスで報道される場合に限るように見受けられます。
私のような一般人が釈放されてもニュースバリューがないのかもしれませんが、こういった報道被害で泣き寝入りしている無実の人々は想像以上に多いのではないでしょうか。

参考URL:「「犯人視報道しない」 報道指針は守られているか 日本新聞協会の見解は?

関係者各位におかれましては、このようなマスコミの報道を鵜呑みにすることなく、私の主張を十分理解していただいた上で、今後のおつきあいを継続していただきたいと切に願う次第です。
 

誹謗中傷の書き込み/偽計業務妨害への対応について

当社は、物販や制作・キャスティング業務で、女性モデルを起用して事業を行なっていますが、キッズモデルの保護者が集まる某掲示板サイトで、当社のブランド名と鹿野幹雄の氏名を殊更に明示し、私が逮捕された事実のみならず、

「(当社が)モデルを騙してアダルトビデオに出演させていて警察が捜査している」

といった、虚偽であることが明確である内容を投稿している人物がいるようです。当然ながらそのような事実はなく、またそれを誤信するようなインターネット上の記述もないことから、その人物が悪意をもってこのような投稿をしていることは明らかです。このような投稿に「事実の公共性」「目的の公益性」がないことは言うまでもなく、刑法230条に定められた名誉毀損罪に明確に該当しますし、これによって削除対応や説明の対応に追われるなど、当社の業務に支障が発生していることから、刑法233条-234条の2で規定されている、「信用毀損罪・業務妨害罪」のうちの「偽計業務妨害罪」にも当たります。

今後、関係各所と協力の上、この人物には猛省していただくことになりますが、このような「推定無罪」を理解せず、また平気で嘘をついて人を貶めるような、今後前科がつくであろう母親に育てられる子どもさんが不憫でなりません。

 

関係者の皆様へ

私に非のないこととはいえ、関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
また、今回の事件にあたり、たくさんの関係者の方に温かい励ましのお言葉とご対応をいただき、この場を借りて深く御礼申し上げます。

当社は、これまでどおり業務を続けて参る所存です。
しかし、私は警察とマスコミによって半分殺されたようなもので、また、当社に対する誹謗中傷のブログ記事や掲示板への書き込みなどを盲信してしまう方も多く、同じ業界で仕事を続けることが非常に難しい状況にあり、当面の間は、皆様のご支援とご協力が必要です。
関係者の皆様におかれましては、当社との変わらぬお付き合いと名誉回復にご協力をいただければ幸甚に存じます。

平成29年9月6日
株式会社アリアファーム
代表取締役 鹿野幹雄

本件に関するお問い合わせ先:
0568-65-7843

 
 

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